小さな小さな桃源郷
先日東北の桜巡りの旅行に行った時初めて存在を知ったのが「花見山」です。写真家故秋山庄太郎氏が「福島に桃源郷あり」と言って毎年訪れていた場所です。花木の生産農家の方が皆さんに楽しんでもらえるならと開放し今や全国の方が訪れる観光地になっています。ここが素晴らしいのはここに至る家々も皆思い思いに庭や玄関先に色々な花を植えて花見山と一体になって訪れる人の目を楽しませてくれます。正に桃源郷と呼ぶにふさわしいところです。
ここほどではありませんが私が散歩するコースにも見方によっては桃源郷と言ってもいいものが幾つかあります。銀杏畑も蛙の大合唱する田んぼも畦道に咲き誇る雑草も私から見れば皆小さな小さな桃源郷です。
中でも楽しみにしているのは花(花菖蒲)に囲まれる家 です。5月になって訪れたのは3度目ですがまだ堅いつぼみのままでした。
ちょっと残念でしたがただこちらのご主人と少しお話しさせていただいたのが幸いでした。6月に入る頃が見頃とのこと。そして道を隔てた向かいの田んぼからこの菖蒲園に水が張られ中で蛙の合唱やドジョウが走り回る日も近いです。お話をお聞きしているとこちらまで穏やかな気持ちにさせられる温厚そうなお方でした。
ここから帰り道にある杣の夢さんでモーニングを頂きました。入り口で出迎えてくれる木製の人形の足下にやはり手作りの小石のカレンダーが置いてありました。
前には確かになかったなと思いつつ、こういったちょっとしたセンスで中でのひとときがよりいこいの時間になるのでしょうね。
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